リハビリテーション科

施設基準

脳血管疾患等リハビテーション(Ⅱ)
廃用症候群リハビリテーション(Ⅱ)
運動器リハビリテーション(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
障害児(者)リハビリテーション

 

 

当院のリハビリテーション

私たちリハビリテーション科は、「やさしい笑顔と よりそう医療」という当院の理念を大切にし、患者さんに対して包括的なリハビリテーションを提供しています。当院では一般急性期病棟に加えて、地域包括ケア病棟を設置しております。地域包括ケア病棟では在宅復帰を目指した包括的なリハビリテーションを行っています。また、政策医療として重症心身障害児(者)や呼吸器疾患をはじめ、運動器疾患、脳血管疾患、循環器疾患、がんなど、幅広い領域に対してリハビリテーションを実施しています。

  • 地域包括ケア病棟における在宅復帰を目指した包括的リハビリテーションの実施
  • 重症心身障害児(者)病棟におけるリハビリテーションの実施
  • 一般急性期病棟におけるリハビリテーションの実施
  • 多職種連携によるチーム医療の一員としての活動

(理学療法)

幅広い疾患に対して筋力トレーニングや各種治療器具を用いた運動療法を中心に、患者さんの歩行能力および日常生活動作能力の回復をサポートします。糖尿病教育入院患者さんに対する運動機能評価や運動療法の指導、地域包括ケア病棟における在宅復帰支援、重症心身障害児(者)病棟における車いす・補装具作成支援などを積極的に行っています。また、理学・作業療法士養成校の臨床実習性を受け入れ、人材育成にも力を入れています。さらに、多職種と連携して栄養サポートチームや医療安全チームなどチーム医療に貢献しています。

(作業療法)

地域包括ケア病棟に入院中の患者さんに対して普段の生活を聴取し、それに沿った内容の日常生活動作訓練(入浴・排泄・食事など)を実施しております。また、がんのリハビリテーション研修を受講したスタッフが患者さんの生活や精神面にも考慮したサポートを行っております。重度心身障害児(者)病棟の患者さんに対しても作業活動や気分転換活動などを実施しております。

(言語聴覚療法)

2021年4月より、リハビリテーション科に言語聴覚士が配属され、主に言葉の障害(話しにくさや声の障害)と食べることの障害に携わっています。患者さまが言葉をハキハキと話せるように、また、お食事を安全に食べられるように、唇や舌など関連部位のトレーニングや、適切な食形態や食べ方の提案をしております。 また、栄養サポートチームや摂食嚥下チームの一員として、多職種で患者さまが安全に充分な栄養摂取が出来ようにサポートしております。特に摂食嚥下チームでの嚥下造影検査にも協力し、飲み込みの状態を詳しく評価して、患者さまの食べたい想いをつなげる介入もしています。

 

スタッフ

医 師    1名
理学療法士  5名
作業療法士  3名
言語聴覚士  1名

(2021年度4月現在)