院長就任ご挨拶

院長写真

 令和3年4月1日より東徳島医療センターの院長を拝命いたしましたのでご挨拶させていただきます。私は平成19年に循環器内科医として当院に赴任し、この地域の皆様、医療・福祉介護関係の方々に支えていただきながら、今年で13年目を迎えることとなります。当初は救急病院からの転任でしたので、当院での時間の流れは少し緩やかでした。自分が齢を重ねたせいもありますが、DMAT指定による災害対策や感染症対策などの対応により最近は少しずつ流れが速くなってきた印象です。

 私たち医療人としては、常に患者さん、そして周囲を思いやる「やさしさ」が底流になくてはなりません。5年前に木村前院長にご提案をいただき、職員総意で考えた「やさしい笑顔とよりそう医療」、この病院の基本理念に基づいた病院運営を心掛けていきます。

 平成30年度に先進医療機器としてCT、MRI、超音波診断装置などが最新の機種に更新されています。令和元年度にはオーダリングシステムから電子カルテとなり、各診療科記録の一括管理を行い、 画像や検査結果の早期反映・診断治療の迅速化につなげています。

 当院は、徳島市内に近く、高速道、JR高徳線などとの交通の便もよく、かつ療養環境としては良好な自然環境の中にあります。そのような中での当院の立ち位置としては2次救急を含めた地域医療(板野郡西部地区)への貢献、県内における呼吸器疾患、結核医療の拠点病院、そして重症心身障がい児・者病棟の心の通った適正な運営などが挙げられます。近年は高齢化が進み、多疾患併存状態の患者さんが増加しています。平成29年度から包括ケアー病床60床が開棟し、多くの専門診療科を備え比較的長期間の入院療養もでき、リハビリも可能な徳島県内では数少ない病院として軌道に乗りつつあります。

 現在は新型コロナ禍の影響もあり、当院だけではなくすべての病院に対して逆風が吹いています。しかし、何事にもポジティブに捉えることができるよう明るく健全な東徳島医療センターをめざして全職員と一緒に努力してまいります。先進医療も重要ですが、当院を訪れてくださる皆様にとって癒しの場となるような病院として成長できますように、ご指導ご協力のほどお願い申し上げます。

新年のごあいさつ

院長 井内 新