心臓超音波検査

【検査方法】
◎上半身は裸になっていただき、ベッドに左下横向きになって寝ていただいた状態で検査を行います。
◎ゼリーを塗り、プローブを胸に当て、超音波により描出された画像から心臓の大きさや動きを観察します。
◎肺の影響で心臓が見えにくい場合には、きれいな記録をするために息をすったり、吐いたり、止めていただくことがあります。
◎およそ20~30分の検査時間ですが、詳細な観察が必要である場合などではさらに時間がかかることがあります。

【検査でわかること】
(1)心臓の形や大きさ、心筋の厚さ、弁の動きや形態、異常血流の有無などがわかります。
(2)心機能の評価をします。
(3)心臓弁膜症、心筋梗塞などの診断及び治療効果判定に活用されています。
左室長軸像の動画(wmv形式)
左室短軸像の動画(wmv形式)

【こんな病気も発見】
心臓の中に大きな腫瘍ができていました(左房という場所にできていたので左房粘液腫といいます)。この腫瘍は放置しておくと、一部がちぎれて脳梗塞を起こしたりするため、早期に切除する必要があります。また、心不全の原因にもなります。